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かめぽん

問題です。このおふた方に関係する作品は何でしょう? ヒントは「創立60周年記念【すばらしき東映動画の世界】」

こどもの頃、怪獣映画とともに楽しみだったのが、東映まんがまつり。中でも、東映動画の作り出すオリジナルアニメ映画(まんが映画)は心待ちにしていたものだ。「長靴をはいた猫」、大好きだったなあ。「びっくりしたニャ、びっくりしたニャ〜」の主題歌が今でも頭の中をリフレインする。
今回放映される「白蛇伝」「少年猿飛佐助」「安寿と厨子王丸」「わんぱく王子の大蛇退治」はTVで観たのか、名画座で観たのか、今となっては記憶にない。「少年猿飛佐助」は絵本を持っていて、繰り返しそれを読んでいた。絵本にはたくさん落書きもしてあった。綺麗な状態ならお宝だったかも(笑)
そして「太陽の王子 ホルスの大冒険」。思春期が第一次アニメブームで、アニメ雑誌が次々に創刊された時期。その頃、名作と話題だったのが本作である。今から考えればあまりにも豪華なスタッフ、場面構成は宮崎駿さんで、作画監督はルパンの大塚康夫さん、演出は高畑勲さん、そして原画に動物を描かせたらピカイチの森康二さん、ポケモン映画の監修の小田部羊一さんと、いまや神クラスの方々が参加されていた。かめぽんはなぜかホルスだけずっと未見で、数年前にやっとDVDを手に入れ観ることができた。
寒い国の雰囲気、美しい作画、しっかりした構成など、感嘆。昭和40年代にこのような作品を作り出した東映動画に心から拍手!
で、問題の答え。「太陽の王子 ホルスの大冒険」でした。ヒロインのヒルダの声を市原悦子さん、悪魔グルンワルドの声を平幹二朗さんがあてていらした。その他にも、主人公ホルスの声は大方斐紗子さん、横森久さんや横内正さん、三島雅夫さん、秋野太作さん(当時は津坂匡章)などお顔が浮かぶ方々が声優として参加されている。

「すばらしき東映動画の世界」として10作品を放映。上記の作品の他「少年ジャックと魔法使い」「空飛ぶゆうれい船」「アンデルセン童話 にんぎょ姫」「グリム童話 金の鳥」がラインナップ。(次回、かめぽんの好きだった「白鳥の王子」も放映してください)。
ほかにも「スーパーヒーローWORL」として特撮ものもたっぷり、河崎実監督の大人の特撮「地球防衛未亡人」もあるぞ。

ああ、今月もわくわくする〜

 

201607

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「 太陽の王子 ホルスの大冒険」

[放送日時]

7月7日(木)20:00-21:30、15日(金)17:30-19:00、24日(日)10:00-11:30、31日(日)18:00-19:30

 

(画伯:かめぽんプロフィール)
主人公よりも敵役やそれを支える脇役に心惹かれる。甲羅に花を背負っている
が、中身はおっさんとの噂も…ごった煮的サイト「老後の楽しみ亭」の管理人で
、日々いろいろなものに首を突っ込んでいる(たまに引っ込める)。甲羅に引き籠
もり、じ~っとしているのも好き。

 

 

2016年7月1日 | カテゴリー: かめぽん