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むちゅー刑事
本名:ヒライズミ
棲息地(勤務地):「警視庁銀座懲怒街警察署刑事課
特徴:映画、ドラマに精通し、旨いメシ旨い酒にうるさい。
好きな言葉:「ドブネズミみたいに美しくなりたい」アーカイブ
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チューもく!! 東映テレビドラマLEGACY 第18回『震える髪』
今月の「東映テレビドラマLEGACY」は、1986年の「火曜サスペンス劇場」作品より、『震える髪』をご紹介します。原作者は、映像化作品としては『密会の宿』シリーズなどが有名な佐野洋先生。短編集「贈られた女」(80年)所収の「日灼の跡」という作品が、この『震える髪』の原作となっています。
そして脚本・橋本綾さんと池広一夫監督という組み合わせは、現在でも『終着駅』シリーズを手がけている名コンビです。「火曜サスペンス劇場」においても、すでに1982年の作品『幻の犬』でタッグを組んでおり、そこから数えると約40年近くも、共同作業を続けていることになります。移り変わりの早い映像業界において、これは稀有な例のひとつと言えるでしょう。
絵画教室の講師をしながら、画家としての活動を続けていた津村葉子(秋吉久美子)。彼女は青木画廊の青木(川辺久造)に才能を認められ、個展を開くことになりました。しかし肝心の、個展に出す絵の作業がなかなか進みません。それは、愛する男性となかなか会えないことが原因でした。
その男性とは、「井川法律事務所」の代表で、自らも民事を中心に扱う弁護士として多忙な日々を過ごす井川悟(篠田三郎)でした。井川には妻子がおり、娘の明美(林美穂)は、葉子が働く絵画教室の生徒でした。井川と葉子は、明美を通じて知り合い、不倫の関係となったのです。まだ幼い明美は、父と「葉子先生」の関係には気づいておらず、それどころか厳しい母・淑子(山口美也子)への反発もあり、優しい葉子にとても懐いていました。
久しぶりに、ホテルで井川と2人だけの時間を過ごした葉子。彼女には「家庭への憧れ」がありませんでした。いや、ない「はず」でした。一方の井川は妻との離婚を考え始めていましたが、葉子は、それを望む気持ちを、できるだけ隠していました。
仕事も、そして不倫ではありましたが恋も、充実していた葉子。しかし、そんな彼女を悩ませるのは、母・秀(加藤治子)の存在でした。
秀は、葉子の本当の母ではありません。葉子が8歳のとき、父と秀が結婚し、葉子はそのときから、秀によって育てられたのです。秀と父の結婚は、いわゆる「略奪婚」でした。父は亡くなり、いまでは秀は料理屋の仲居をしていますが、何かあるとすぐに葉子を頼り、金を無心します。それだけでも葉子にとっては苦痛でしたが、彼女には、秀を嫌う理由がありました。葉子は、秀が自分の母を「殺した」と、信じて疑わなかったのです。葉子の母の死因は「自殺」で、秀が直接、殺害したわけではないのですが、「自殺」するように仕向けたのは秀に違いない……もちろん秀も、そんなことは一切、認めようとしないのですが。
自分は秀のような女になりたくない……そう思いながらも、不倫の恋におちた葉子。ただし、このままいけば、秀とは違った形で幸せをつかめるかもしれないと、葉子はひそかに期待していました。
ところが、そんな葉子の期待を奪う出来事が起こります。井川の妻・淑子は、探偵の村岡(井上昭文)を雇って、夫と葉子の不倫の証拠をつかんでいたのです。そして淑子はまず、葉子に対し、明美に絵画教室を辞めさせると言ってきました。さらに、葉子の個展が無事に開催されると、今度は初日に絵をすべて購入してしまいます。淑子は、それを慰謝料として夫と別れるように葉子に迫りました。
それでも、葉子と井川の気持ちは変わりませんでした。淑子には内緒で、明美を伴って、3人だけで会う日々……。傍から見れば、3人はまるで、幸せな家族のようでした。葉子が明美に、「あること」をするまでは。
昨今も芸能界などを賑わせている「不倫」。1980年代の中盤は、ドラマ『金曜日の妻たちへ』シリーズ(83~85年)の影響もあり、ある種の「不倫ブーム」とでもいうべき状況が発生していました。少なくとも芸能界の不倫に関する限り、当時の社会はいまよりも寛容だった気がします。
それはともかくとして、本作のメインテーマも「不倫」でした。自分の人生においても、父の不倫(と、それに伴う母の自殺)がトラウマとなっている女性が、憎むべき父の不倫相手と、同じような行動をとってしまう……。
主演の秋吉久美子さんはもちろん、一見、ドラマの本筋とは関係ないように見える秀役の加藤治子さんもまた、素晴らしい演技で、女性の「業」とでもいうべきものを感じさせてくれます。一方、夫を「奪われる」側を演じた山口美也子さんも、単なる脇役に終わらない熱演を見せていました。
「法律で裁けない罪のほうが重く苦しい」という台詞が劇中に出てきますが、まさに、この台詞の意味するところこそが、本作のテーマだと言えるでしょう。最初のクライマックスは葉子が秀に対して、積年の恨みを込めた言葉を叫ぶシーンですが、本作ではその後に、それを超える衝撃の、そして真のクライマックスが待ち受けています。ここでクローズアップされるのが、本作における「4人目の女」――明美です。
明美を演じたのは、近年まで『タクシードライバーの推理日誌』シリーズ(92~16年)にレギュラー出演されていた林美穂さん。本作は子役としてのキャリア初期の出演ですが、その鬼気迫る演技は、先に挙げた3人の名女優たちに引けをとらないものでした。当時は、「バファリン」CMなどでも活躍。子役時代の代表作には、『スケバン刑事Ⅲ 少女忍法帖伝奇』(86年)における“謎の美少女”こと「翔」役があります。
なお、あらすじ部分で紹介できなかったキャストとしては、「事件」が発生してからの登場となる「城西署」の深江刑事役・木村元さん、その部下・中川刑事役の河原さぶさんなどがいます。劇中、葉子の個展が開かれる「青木画廊」絡みのシーンは吉祥寺ロケ。「永谷シティプラザ」の1F部分が使用されていました。また、本作が放送された1986年4月8日といえば、当時のトップアイドル・岡田有希子さんの自殺というニュースが世間を驚かせたことを、最後に付記しておきます。
それでは、また次回へ。8月の「違いのわかるサスペンス劇場」では本作のほか、当コラムの第2回でご紹介した『殺意の重奏』(原作:森村誠一/出演:田村正和、多岐川裕美ほか)、1983年の『火曜サスペンス劇場』より『青い幸福』(原作:平岩弓枝/脚本:橋本綾/出演:新珠三千代、岡田裕介、山口美也子ほか)が放送されます。これらの作品群もぜひご堪能ください。
【8月の『刑事くん』(第2シリーズ)】
8月、新登場となるエピソードは第11話から第20話まで。その中から、今回は第15話「父さんの背広」と第17話「朝日に誓って…」の2本をご紹介します。
「父さんの背広」
ある事件の鍵を握る人物の娘・レイコ(岩崎和子)が働く、駅の売店の近くで張り込んでいた三神刑事(桜木健一)。しかし、レイコにはカズヤ(高峰圭二)という恋人がいて、カズヤは三神とレイコの仲を疑ってしまいます。カズヤは自分の父親を憎んでおり、三神が亡き父親を尊敬していることも、気に食わないようでした。そしてレイコは、カズヤの境遇を知っているため、自分の父親がまだ生きていることを、カズヤに隠していました……。
「朝日に誓って…」
トラックが乗用車を執拗に追跡し、崖から転落させるという事件が起きました。幸い、乗用車に乗っていた鮫川(岡部正純)とリエ(志摩みずえ)の2人は助かりました。トラックの運転手・河島(篠田三郎)は、三神の友人でした。河島は城南署に自首してきますが、三神は、なぜ河島がこんな事件を起こしたのか、真相を突き止めようと奔走します。やがて、事件が発生するに至った、意外な経緯が浮かび上がってきました。
この2本を紹介した理由を単刀直入に言えば、いずれの回でも、ウルトラマンシリーズで主役を務めた俳優さんがゲスト出演しているからです。当時、ウルトラマンシリーズと『刑事くん』は、両作ともTBSでは橋本洋二プロデューサーが担当していました。それゆえ、それぞれの製作会社(円谷プロ/東映)は異なっていても、コラボ的な企画が実施されることがあったのです。すでに『刑事くん』(第1シリーズ)では、『帰ってきたウルトラマン』の放送終了直後の時期に団次郎(現:団時朗)さんがゲスト出演。逆に『ウルトラマンA』では、桜木健一さんが刑事役(ただし、三神刑事とは似て非なる別人)で友情出演していました。
「父さんの背広」のゲスト主役・高峰圭二さんは『ウルトラマンA』の主演。もともと『刑事くん』(第1シリーズ)にゲスト出演した際の演技が認められて『A』の主演に抜擢されたという経緯もあり、『刑事くん』とは縁が深い人物でした。
この回には、『帰ってきたウルトラマン』の後半からレギュラー出演した岩崎和子さんも出演。しかも、岩崎さんがレギュラー入りする回を担当したのは、この回の監督でもある冨田義治さんでした。ある意味、ウルトラマンシリーズのファンは必見の回だと言えるでしょう。また、犯人グループのメンバーとして大野剣友会の中村文弥さん、岡田勝さんも出演しており、“ウルトラマン対仮面ライダー”的な楽しみ方もできそうです(かなり特殊な楽しみ方ではありますが……)。
「朝日に誓って…」では、当時まさに『ウルトラマンタロウ』に出演中だった篠田三郎さんが、『タロウ』の主人公・東光太郎を思わせる青年役でゲスト出演。そもそも本作では、オープニングのタイトルバックで、「三神刑事に協力するトラックの運転手」という役どころで篠田さんが出演しているのですが、この人物がようやく劇中に登場したという意味も兼ねていました。さらに言えば、『刑事くん』(第2シリーズ)の前番組だったアクション時代劇『熱血猿飛佐助』では、桜木さんが猿飛佐助役で、篠田さんが霧隠才蔵役。「三神刑事と河島」は、「佐助と才蔵」であり、「刑事くんとウルトラマンタロウ」でもあったわけです。
高峰さんと篠田さん、2人の“イケメン”ゲストの演技にご注目ください!
文/伊東叶多
<放送日時>
『震える髪』
8月1日(土)13:00~15:00
8月15日(土)13:00~14:50
8月29日(土)13:00~15:00
『森村誠一の殺意の重奏』
8月8日(土)13:00~14:30
『青い幸福』
8月22日(土)13:00~14:50
『刑事くん』(第2シリーズ)
毎週月曜日18:00~19:00(2話ずつ放送)
再放送:毎週金曜日7:00~8:00
『刑事くん』(第1シリーズ)
毎週木曜日19:00~20:00(2話ずつ放送)
2020年7月28日
カテゴリー: その他
かめぽん
チューもく!! 生誕90年、ハードな深作ワールドで夏は熱いぞ!
「仁義なき戦い」は必見、文太あにいの格好良さにしびれる
ちゃらら〜〜〜ん、すでに頭の中であの音楽が響いている。DVDも最初のシリーズ5本、すべて持っているかめぽん家。今月から4カ月にわたって深作欣二監督特集だなんて嬉しいじゃないですか。まだまだ、コロナという目に見えない敵に翻弄される人類、その恐怖も、不安も、この作品を観ている間は忘れられるんだよね(かめぽん基準)。ああ、あのちゃらら〜〜〜んから、文太さんの素敵なラストシーンまで、もうワクワクする。そして、個性的な脇の面々。山守親分@金子信雄さんなんて大好物。見終わったあとは、しゃべるときちょっと唇が前に出ちゃう(笑)「仁義なき戦い」シリーズの1作目と、広島死闘篇、代理戦争を放映。他に「日本暴力団 組長」「解散式」と毎月5作品がラインナップ。全部見たら、どっぷり深作ワールドに浸れそう。
今月は「銀河鉄道999特集」(かめぽんの青春のアニメ作品のひとつ)やアクション、サスペンス、特撮、アニメも盛りだくさん。時代劇でも文太さんの「木枯し紋次郎」が。かめぽんの日本一美しいと思う股旅姿の文太さんをぜひご覧いただきたい。個人的に夏にはさわやかな橋蔵さんの時代劇が観たくなるんだけど「紫右京之介 逆一文字斬り」と「月形半平太」が放映予定。それもお楽しみ。
今月もわくわくな東映チャンネルをお見逃しなく〜
2020年7月1日
カテゴリー: かめぽん