サイト内検索
むちゅー刑事
本名:ヒライズミ
棲息地(勤務地):「警視庁銀座懲怒街警察署刑事課
特徴:映画、ドラマに精通し、旨いメシ旨い酒にうるさい。
好きな言葉:「ドブネズミみたいに美しくなりたい」アーカイブ
- 2024年11月 (1)
- 2024年10月 (1)
- 2024年9月 (1)
- 2024年8月 (1)
- 2024年7月 (1)
- 2024年6月 (1)
- 2024年5月 (1)
- 2024年4月 (1)
- 2024年1月 (1)
- 2023年12月 (1)
- 2023年11月 (1)
- 2023年10月 (1)
- 2023年9月 (2)
- 2023年8月 (1)
- 2023年6月 (1)
- 2023年5月 (2)
- 2023年4月 (1)
- 2023年3月 (2)
- 2023年2月 (1)
- 2023年1月 (1)
- 2022年12月 (2)
- 2022年11月 (1)
- 2022年10月 (2)
- 2022年9月 (1)
- 2022年8月 (2)
- 2022年7月 (2)
- 2022年6月 (1)
- 2022年5月 (1)
- 2022年4月 (3)
- 2022年3月 (2)
- 2022年2月 (3)
- 2022年1月 (1)
- 2021年12月 (2)
- 2021年11月 (2)
- 2021年10月 (3)
- 2021年8月 (2)
- 2021年7月 (2)
- 2021年6月 (3)
- 2021年4月 (3)
- 2021年3月 (2)
- 2021年2月 (2)
- 2021年1月 (2)
- 2020年12月 (2)
- 2020年11月 (2)
- 2020年10月 (2)
- 2020年9月 (2)
- 2020年8月 (2)
- 2020年7月 (2)
- 2020年6月 (3)
- 2020年5月 (2)
- 2020年4月 (2)
- 2020年3月 (2)
- 2020年2月 (2)
- 2020年1月 (1)
- 2019年12月 (2)
- 2019年11月 (2)
- 2019年10月 (2)
- 2019年9月 (2)
- 2019年8月 (2)
- 2019年7月 (3)
- 2019年6月 (1)
- 2019年5月 (2)
- 2019年4月 (2)
- 2019年3月 (2)
- 2019年2月 (2)
- 2019年1月 (1)
- 2018年12月 (1)
- 2018年11月 (1)
- 2018年10月 (1)
- 2018年8月 (1)
- 2018年7月 (1)
- 2018年6月 (1)
- 2018年5月 (1)
- 2018年4月 (1)
- 2018年3月 (1)
- 2018年2月 (1)
- 2018年1月 (1)
- 2017年12月 (2)
- 2017年11月 (1)
- 2017年9月 (2)
- 2017年8月 (1)
- 2017年7月 (1)
- 2017年6月 (1)
- 2017年4月 (1)
- 2017年3月 (1)
- 2017年2月 (1)
- 2017年1月 (1)
- 2016年12月 (1)
- 2016年11月 (1)
- 2016年10月 (1)
- 2016年8月 (1)
- 2016年7月 (1)
- 2016年6月 (1)
- 2016年4月 (1)
- 2016年3月 (3)
- 2016年2月 (1)
- 2016年1月 (1)
- 2015年12月 (1)
- 2015年11月 (1)
- 2015年10月 (2)
- 2015年9月 (2)
- 2015年8月 (1)
- 2015年7月 (1)
- 2015年6月 (2)
- 2015年5月 (2)
- 2015年4月 (1)
- 2015年3月 (2)
- 2015年2月 (1)
- 2015年1月 (2)
- 2014年12月 (2)
- 2014年11月 (2)
- 2014年10月 (1)
- 2014年9月 (3)
- 2014年8月 (1)
- 2014年7月 (4)
- 2014年6月 (1)
- 2014年5月 (2)
- 2014年4月 (1)
- 2014年3月 (1)
-
最近の投稿
カテゴリー
- かめぽん (112)
- その他 (58)
- ランチ 飲み屋 情報 (2)
- 映画 ドラマ情報 (14)
日別アーカイブ: 2022年2月2日
その他
チューもく!! 東映テレビドラマLEGACY 第36回『黄色いコートの女』
今月の「東映テレビドラマLEGACY」は、1985年の『火曜サスペンス劇場』作品『黄色いコートの女』をご紹介します。原作としてクレジットされているのは、阿刀田高先生の短編集『街の観覧車』と『だれかに似た人』です。このうち『街の観覧車』は、当コラムの第7回で紹介した『観覧車は見ていた』でも、原作として使用されていました。『観覧車は見ていた』も『黄色いコートの女』も、脚本を高久進さん、監督を鷹森立一さんが務めており、2作の放送日も4ヶ月しか離れていないことから、2作はある意味「姉妹作」と言って良いかもしれません。その『観覧車は見ていた』も今月、放送されますので、ぜひ両作品ともにご覧ください。ちなみに本放送当時、『黄色いコートの女』の前週には、当コラムの第32回で紹介した『断罪』が放送されていました。
久保幸恵(中井貴惠)は、画廊も経営する裕福な画家・啓三(前田吟)と出会い、結婚しました。それは幸恵にとって、単なる結婚ではなく、誰にも言えないような苦労の後に、やとのことでつかんだ「幸福」でした。それゆえ幸恵は、この幸せを手放したくないと、強く思っていました。幸い、同居する夫の両親とも、良い関係を築くことができました。夫が、自分をまっすぐに愛してくれていることも感じられました。
そんなある日、幸恵に少しでも楽をさせようという夫の優しさから、久保家に通いの家政婦が雇われました。一橋友子(千石規子)というその女性は、家政婦としては優秀なのでしょうが、何を考えているかわからないところが少々あり、幸恵は苦手でした。
さらに、幸恵にとって、もっと深刻な事態が起こりました。幸恵の「昔の仕事」を知っている男と偶然、再会してしまったのです。その男とは、啓三とは対照的な貧乏画家・笠井三郎(火野正平)。笠井は、幸恵が過去を隠して結婚したことを突き止め、頻繁に接触し、口止め料や、さらに身体まで要求するようになります。脅迫がエスカレートしたため、幸恵は考えに考えた末、自分の過去を啓三に告白することにしました。幸恵の話を聞いた啓三は、烈火のごとく怒りました……。
絶望した幸恵は、やがて自分と同じような、あるいはそれ以上かもしれない絶望を抱えた女性・市村昌代(島かおり)と再会しました。メッキ工場を営んでいた夫の死で、大きな借金を抱え込むことになった昌代。2人の出会いがもたらすものは、果たして……?
当時27歳、2年後の1987年には結婚して女優を休業することになる中井貴惠さんが、元・風俗嬢だった主婦という意外な役どころに挑んだ作品です。同時期には、フジテレビの木曜夜10時枠のドラマ『間違いだらけの夫選び』にも出演されていました。
本作は、前半で主人公・久保幸恵をとりまく状況をじっくり描きます。2時間ドラマらしい展開、すなわち「事件」が起こっていくのは後半。それゆえ、印象としてはスローテンポに感じるかもしれませんが、後半の展開は濃密かつ怒濤で、しかも視聴者を良い意味で裏切る工夫もあり、さすが『Gメン’75』の名コンビが脚本、監督を務めた作品だと言えるでしょう。火野正平さん、千石規子さんはまさに「ハマり役」で、ドラマの緊迫感を高めていました。出番は少なめでしたが、暴力団員を演じた石橋雅史さんの凄味も印象的です。
そして、物語に深く関わってくるのが、渡哲也さんが1973年にリリースして大ヒットを記録した曲「くちなしの花」。どのように関わるのかは、実際の作品でご確認ください。
ちなみに2月の『Gメン’75』では、『観覧車は見ていた』『黄色いコートの女』と同じく脚本・高久進さん、監督・鷹森立一さんによる初期の傑作「バスストップ」(第13話)や、深作欣二監督による「Gメン皆殺しの予告」(第16話)、「背番号3長島対Gメン」(第20話)も放送。いよいよ本格的にエンジンがかかり始めた時期の『Gメン’75』にも、ご注目あれ!
それでは、また来月の当コラムでお会いしましょう。
文/伊東叶多(Light Army)
【違いのわかる傑作サスペンス劇場/2022年2月】
<放送日時>
『黄色いコートの女』
2月11日(金)11:00~13:00
2月25日(金)11:00~13:00
『観覧車は見ていた』(出演:市毛良枝/丹波哲郎)
2月4日(金)11:00~13:00
2月15日(火)21:30~23:30
『授業参観の女』(出演:緒形拳/萬田久子)
2月2日(水)22:00~24:00
2月18日(木)11:00~13:00
2022年2月2日
カテゴリー: その他