東映動画のアニメーターさんがモデルの朝ドラも9月で終了。当時、東映動画のアニメは本当に凄かったと実感している。若い方々にもぜひ観ていただきたいので今月の特集は必見。
ジブリ作品の原点のような「太陽の王子ホルスの大冒険」、八岐大蛇の描き方が秀逸な「わんぱく王子の大蛇退治」、東映長編映画第二作目の「少年猿飛佐助」の3本、すべて4Kレストア版で放映。
で、イラストの方は誰?
答えは女優の大方斐紗子さん。ホルスの声をあてていた方だ。最近、某民放のサスペンスドラマにもご出演されていたのであれ?と思う方もいるはず。ホルスではヒロイン役で市原悦子さん、敵役で平幹二朗さんなどが声の出演をされていた。
かめぽんが青春期にアニメブームだったのだが、当時ビデオは高価で、いまのように多チャンネルでもなく、上映会でしかホルスを観ることがかなわなかった。
「すごいアニメがあるんだよ」と友人から聞いていたかめぽんは、大人になってからやっとホルスに出会え、感動した。
この時代に、こんな素晴らしい作品を作ってくれて、ありがとう!と。
本特集ではレストア版の修復作業の模様と関係者の証言、資料などをまとめた「最新技術で甦る!東映動画名作アニメーション」も放映。大方斐紗子さんと小田部羊一さんが出演される。小田部さんはかめぽんが愛してやまないポケモンのアニメーション監修をずっとされているし、初期のカルピス名作劇場の作画監督などもされていた。かめぽんの大好きな作品を作り続けてくださった方(ゲームを含む)。拝見するのがとても楽しみな1本だ。
今月は「孤狼の血」の東映初放送を含む「『孤狼の血』を10倍楽しむための実録アウトロー映画特集」や、「セントラル・アーツの軌跡 Vol.11~角川ハードボイルド~」など実写はハードボイルドテイスト。
アニメは「東映動画 名作アニメ劇場」の他に、今回は「女の子アニメ大集合!」。
なかでもマコちゃんには毎回心をぎゅっとつかまれていたかめぽん。1作目の放映は個人的にも楽しみだ。
他にも、時代劇、特撮、80年代アイドル映画特集など、バラエティゆたかに今月もお届け。
今月も、わくわくな東映チャンネルをお見逃しなく〜