そんなことを願いながら迎えた新年。
かめぽんの住む関東圏は緊急事態宣言が再度出されそうな雲行き。年明けだ、明るく行こうと思っていたのだが、いきなりの訃報。東映時代劇ではお馴染みの福本清三さんが亡くなられた。福本さん、我が家では先生とお呼びする←「先生、お願いします」と言われ、主人公に立ち向かうがあっさりやられてしまう、そんな先生。かめぽんは祖母や父とよく時代劇を見ていたので、個性的な風貌で、派手に斬られる先生を愛して止まなかった。探偵ナイトスクープや徹子の部屋で有名になる前から、お、今日は先生出ていますかと先生チェックをしていた方はかめぽんだけではないはず。そんな愛される斬られ役。
最近はドラマでも度々お見かけし、お元気そうだなと思っていたのだが…
斬られ役が上手なほど、立ち回りが素晴らしく見える。時代劇の制作自体が少なくなる中、日本の文化を継承してくださる方がまた一人いなくなってしまった。本当に残念だ。
未だ日々の活動が制限される新しい生活様式の中、そんな日々を慰めてくれるのはエンターテインメントだ。
どうか、鬱々とした日常を東映作品で晴らしてほしい。
今月もヒーローものからサスペンス、任侠、アニメ、時代劇など盛りだくさん。
「赤穂浪士」には吉良の付け人で福本さんもご出演されているぞ。討ち入りに向けての怒涛の展開でスカッとしてほしい。
泣いたり、笑ったり、ハラハラしたり、感動したり…
そんな作品を今年もお届けします。
今年もわくわくな東映チャンネルをよろしくお願いします。