千葉真一さんの訃報には本当に驚いた。
子供の頃からアクションスターといえば彼。
何者にも負けない、そんな強くてキラキラしていた彼が病に倒れるとは信じられない思いだった。
父親が空手の師範だったので、我が家は昔からアクション大好き一家。
ブルース・リーの映画が大ヒットした頃、おもちゃのヌンチャクが流行ったが、我が家にあったのは本物。
武器になる、木に鉄の鎖のもので、よく父親がぶんぶんとブルース・リーのように振り回していたっけ。
かめぽんも持たせてもらったが、それはずっしりと重く、子供に振り回せるような代物ではなかった。←人に当たると大変。
我が家には日本刀から手裏剣、小柄、サイ(釵・沖縄の武具)、ヌンチャクなど普通にあったので(警察の免許ももちろんあります)どの家にもそういう装備は普通にあると思っていた。(←子供の頃はどの家のお父さんも普通に木や瓦を割れるもんだと思っていたし…)
ある意味プロの父親も千葉さんのアクションのキレは褒めていたし、映画もよくみていた。
今回、追悼としてたくさんの作品が放映されて嬉しい。
父への思い出とともに楽しませていただこうと思う。
今月のラインナップの中に「ゴルゴ13」があるのだが、原作者のさいとうたかを先生も9月に亡くなり、お二人への追悼作品となってしまった。
あらためて素晴らしい作品をありがとうと、お二人にお礼申し上げます。
さて、11月の東映チャンネルは「映画界最強の男 千葉真一特集 Vol.1」。4カ月連続特集のスタートだ。
「東映創立70周年記念 いま観ておきたい絶対名作30 Vol.1」も楽しみ。今月はかめぽん何度も推している「十三人の刺客」と「太陽の王子 ホルスの大冒険」が。
この特集を見れば、時代劇から任侠、コメディ、アニメまで東映の作品のバラエティさがよくわかる。
個人的には「映画化60周年 柳生武芸帳スペシャル 前編」もおすすめ。
近衛十四郎さんといえばかめぽんには花山大吉なんだけど、そうではないシリアスでキレッキレの立ち回りが見られるシリーズ。
ドラゴンボールに仮面ライダー、スケバン刑事も。
これから寒くなると、暖かいおうちでゆっくりと作品を楽しみたくなる。
コロナは落ち着いてきましたが、年末年始を明るい気分で過ごすためにもう少し気をつけながら、そしてエンターテインメントでストレスを発散させましょう。
今月もわくわくな東映チャンネルをお楽しみに。