昨年の11月10日に健さんが、28日に文太さんが亡くなって、はや1年…東映の2大スターが同じ時期に相次いで亡くなったのに驚きと悲しみを感じた。ああ、また、昭和が遠くなってしまったと。
3月に萬屋錦之介さん、6月に勝新太郎さん、12月に三船敏郎さんが亡くなった1997年のことを思い出した。なんだろう、不思議なものを感じる。同じ時期にスターだった方が、同じ年に亡くなるなんてね。
今月はどっぷりとお二人のことを想い、偲ぼう。それぞれに、好きな作品、好きなキャラクターがいるはず。かめぽんは文太さんなら立ち姿がめっちゃ格好良かった「木枯らし紋次郎」か「仁義なき戦い」、健さんなら「新幹線大爆破」か「動乱」かな。
映画ってすごい。亡くなった方が、スクリーンの中では生き続ける。健さんも、文太さんも、作品の中では永遠の命なんだ。
今月は「一周忌メモリアル特別企画」として健さん、文太さんの共演作を12本放映。文太さんが東映移籍後初出演した網走番外地シリーズ10作目「網走番外地 吹雪の斗争」や、いま、なにかと話題の「山口組三代目」、藤純子さん引退記念作品「関東緋桜一家」など任侠物、アクション物、戦争物などさまざまなジャンルの作品が楽しめる。
ああ、今月もわくわくする〜
(画伯:かめぽんプロフィール)
主人公よりも敵役やそれを支える脇役に心惹かれる。甲羅に花を背負っている
が、中身はおっさんとの噂も…ごった煮的サイト「老後の楽しみ亭」の管理人で
、日々いろいろなものに首を突っ込んでいる(たまに引っ込める)。甲羅に引き籠
もり、じ~っとしているのも好き。